シェルセイバー「なんですかココ?」
今ニコの周囲には無数の突起が突き出した壁がある。
ニュル
そのうちの一本がニコの胸に触れた。
シェルセイバー「あぅっ? な……んですか? コレ、うごいて……あぅ?」
よく見ると突起にはネットリとした粘液がまとわりついている。
ヅニュ……ニヂュク
そして、それらはニコに粘液を刷り込ませるようにうごめき始めた。
祐一「触手?」
ニコ「あく……んんっ。や、だめです……中に、入っちゃ、あんっ!」
キグルミアン「くくくっ。どうだシェルセイバー?」
祐一「え?」
不意に、声が響いた。
祐一「この声って……」
シェルセイバー「キグルミアンさんですか?」
確かにそうだ。
キグルミアン「ようこそ、俺の世界へ」
しかし、今のキグルミアンはミスシャーヌと話していたときとは声の雰囲気が全
然違い自信に満ち溢れていた。
シェルセイバー「あぅん……キグルミアンさ、ん……どこに? それに、コレは
        ……あぅっ」
ジュリュジュリュ……と粘着質な音を立てながら身体にまとわりつく触手の感触
に顔をしかめながらニコは身をよじる。
キグルミアン「まだ分からないのか? お前は俺にくわれたんだよ。今お前がい
       るのは、俺の中だ」
シェルセイバー「そ、そんな……あぅっ?」
ヌルルル……
余裕タップリのキグルミアンの声が聞こえた瞬間、ニコめがけて触手が一斉に伸
び始めた。