サンプルCG
玲子さんが背後に立つ。
スッと肩に手が置かれたかと思うと、 ムニュリと柔らかい感触が、後頭部に伝わってきた。

玲子「猫♪ ふん♪ じゃった♪」 メロディーを刻みながら、玲子さんの体が揺れる。
それに連れて、ポロポロとピアノから音が流れ出た。
剛「………」
玲子「猫♪ ふんじゃ♪ ふんじゃ♪ 踏んじゃった♪ はい、剛先生も一緒に歌って」
剛「えぇッ!? お、俺も、ですか?」
玲子「そうよ。はい、猫♪ 踏んじゃった♪」
剛「猫、踏んじゃった……」
うぅぅ。 俺は、一体何をシテるんだ? 恥かしさのあまり、体中が火のついたように熱くなって来る。
玲子「うぅん。もっと、指の力を抜いて」
そう言うと、グッと玲子さんが体を押し付けてきた。