【詩織】
(あぁ……こんな……あ、溢れて……)
クチャッ……クチュッ、クチュッ……。
チュプッ……クチュッ……クチュッ……。
【詩織】
(ん……ッ……ひ……、ひ……あぁ……)
ツン……と全身に、鋭い快感が飛び散っていく。
こんな――こんなところ――。
そう思う度、私は車内の乗客達の顔を思い浮かべて……。
【詩織】
(あ……ぁ……、あの人達の前で……私……)
【詩織】
(私、ぬ……濡らして……、感じて……っ……)
クチュッ……クリュッ……クリュッ……。
【詩織】
(ッ…………! はっ、んん……っ……あぁぁ……っ……)
指先でクリュクリュと擦ると、クリトリスはキュンと疼き、冷たくなっていく。
その代わり全身に、溶け出すほどの熱い快感が何重にもなって広がって――……。
【詩織】
(ここ……ココが……っ……あぁ……っ……よ、よか……ったの…………)
【詩織】
(ここ……っ……ク、クリトリス、い……っ……いぃ……っのぉ……っ……!)