夢恋転生


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【響】
「んっ……!」
クリュッと掠める、それだけで、アソコにまでビリッと何かが走ったみたいな感覚。
【響】
(はぁ……っ、び、びっくりした……)
胸から快感が突き抜けてく。
男の体の時は、弄ろうなんて思いもしなかった場所、だったけど。
【響】
(やっぱり、乳首って……気持ちイイんだぁ……)
トクッ、トクッ、トクッ、トクッ……。
また少しだけ、鼓動が速くなったみたい。
【響】
(も、もう一回……)
クリュッ。
【響】
「んっ……! はぁっ、はぁ……」
慣れてないから敏感なのかな?
それとも皆、こんな感じなの?
プクッて硬くなった乳首を指先で掠めると、ツクンッ、て甘い、切ないような感覚が、眉間とアソコの両方に走ってくる。
【響】
(乳首で感じる、って、こんな……なんだ……)
恥ずかしいような、居たたまれないような、後ろめたいような。
やだ、やだ、って思ってるのに、指が止まらないよ……。
【響】
(はぁっ……、も、もうちょっと……強くして、みようかな)
カリカリッ。
クニュッ、クリュッ……クニュクニュッ……。
【響】
「んぅ……、ふ……、んうぅっ……」
指先で乳首を軽く弾いて。
二本の指で乳首を摘んで、軽く、ころころって転がして、弄くって。
【響】
(やぁ……っ、だめ、どんどん……、ヘンな感じに、なってきゃう……よぉっ)
乳首を弄ってるだけなのに、アソコがムズムズしておかしな感じになってくる。
キュウッて強く内股に力を入れると、何だかヌルッて……滑ったような感覚が、アソコから伝わってきた。
【響】
(ち、乳首、ちょっと弄っただけなのに……)
思いながら、でも、ボクは指先を動かすのを止められない。
ついさっきまで綾や母さんが居て、ついさっきまでめちゃくちゃ恐かったり焦ったり緊張したりしてたのに。
さっきの今で、ボクはどうして、こんなエッチな事……しちゃってるんだろう。
【響】
「んっ……ふ……、ふぁっ……んん……っ……」
クリュクリュッ。
クニュッ、クニュッ。
ダメって思ってるのに、指がずっと動いてる。
ぴくっ、ぴくっと爪先が痙攣して、体はどんどん熱くなってくる。
【響】
(あ、アソコ……、ぬ、濡れちゃってるの、かな……)
トランクスの、割れ目の当たってる部分。
そこが何だか、凄くヌルヌルしてきてる。
【響】
(はっ……、はぁ……っ……、ぬ、濡れちゃった時、って、こんな……感じなんだ……)
ちょっと身動きするだけで、割れ目からじわって滲み出してきてた蜜が、トランクスの内側に広がってく。
ヌルヌルの面積が段々大きくなって……、いつの間にか、トランクスの中がグショグショになってくみたい。
【響】
(やっ……、やだ、こんな……、よ、よごれ、ちゃうよ……)
ネバネバした液がこんなにベッタリ。
もぞもぞしてると、内股にまで広がってきちゃう。
【響】
(こーずい、だぁ……)
カァッと顔が赤くなる。
やだな……。
勃起って、判り易くて恥ずかしいんだけど。
こんな風にじわじわって、ちょっとずつ濡れてって、汚れてって、ぐしょぐしょになってく過程を感じるのって、居たたまれない。
最初は軽いドキドキから始まって。
それが居ても立ってもいられないくらいの興奮に至るまで。
……順を追って感じるのって、凄く、照れ臭い。


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