主人公の『村沢伊月』は、幼い頃は比較的元気な明るい子だった。
しかし小学校低学年の時に交通事故で両親を亡くし、
さらに親戚の押しつけ合いで転々とするうちに心を閉ざし内に籠る少女になっていた。
そしてもうとっくにクラスの誰とも話さない無口な女の子に
なっていた彼女は今年の春、全寮制の女子校に移った。
居場所の無い伊月は、放課後の膨大な時間を持て余す。
そんなある日、彼女は立ち入りが禁じられた旧校舎へと忍び込む。
そしてそこで謎の触手生物に襲われ、犯されて胎内に寄生されてしまう。
しばらくは全く何の変化もなく、ただの夢だったのかと疑い始める彼女……
だが彼女の体の中では着実に触手生物が育ち始めていた。
その寄生生物は人間の若い女性だけが分泌するある栄養素を得て成長する。
そしてその栄養素は特に女性が興奮状態の時に多く分泌される。
成長に従って栄養素を求めて宿主の内側から陵○し興奮させる触手生物。
伊月が気がついた時、既に生物は、彼女に快楽を教えるまでに成長していた。
内向的な性格から誰にも相談出来ずただ隠し堪えるだけの伊月、
その体内で成長し、より高度な快楽を宿主に与える触手生物。
夜中、授業中など時と場合を選ぶ事なく活動する触手。
精神まで浸食されてそのうち同級生の体を物欲しそうに眺めるようになる伊月。
おせっかい焼きの同級生『藤守ひより』は様子のおかしな伊月に手を差し伸べようと近づく。
欲望に支配された伊月は、もともと内気な性格の『野乃原麗奈』に目をつけ接近する。
危険が彼女たちふたりにも及び、学園を巻き込む寄生拡大の危機が迫る。
