はなマルッ!特殊企画
あるゲームディレクターの憂鬱

第一回
第二回
第三回


第四回「いい旅、夢気分〜秋華行〜」






ゲームディレクターは、日々シナリオライターと行動を共にし
家族よりも長い時間を過ごす事となる



そうなると・・・



色々と、シナリオライターの珍妙な行動が目に付くようになる



一番多いのは、「コケ」だ

とにかく、良くコケそうになる
段差がある場合などは、まぁありえる範囲内だが

何も無い、極めてフラットな地面でも、何かに突っかかっている
これは解せない


本人いわく
「自分の足に突っかかっている」



う、う〜ん
そ・・・そりゃぁ・・・
困ったねぇ・・(つД`)









そんなシナリオライターが
ある日

私と一緒に晩飯の弁当と缶ジュースを買いに行った
ライターが買ったジュースは「みっく○じゅーちゅ」と言う例のアレだ
沈殿しがちなので飲む前に缶を振る必要がある


机に座り、弁当を食べる前に
シナリオライターはいきなりその缶を開けた
すぐには飲まなかったので、とりあえず開けたようだ

ああ・・振らずに飲むの派なのかとその時は思った


缶を開けると、そのまま弁当を開け、食べるのかと思いきや
先ほど、開けたばかりの缶をおもむろにグリップ!

すると・・

容赦ないスイングで開いた缶をシェイクした


慣性により、飲み口からこぼれ飛び、空を舞う内容液
キラキラと目の前で繰り広げられるイリュージョンにしばし見とれた・・



訳は無い




ジャボ!ジャボ!ジャ・・・・ボ・・・





二回半


間違い開く口の開いた缶が目の前で振られ
内容液まみれになったシナリオライターが一人
ただ目の前に鎮座している

極めて異様な状況であったが

私は速やかに席を立ち

ティッシュペーパーを取り

内容液まみれになったシナリオライターを拭いた

その時点で
まだ何も言わないシナリオライターに


「何で?」
聞くと


「缶を開けたの忘れてた」



「何故動かないの」
聞くと



「ディレクターが動くと思った」















えぇ〜うそ〜ん・・・・


私って一体・・・




そもそも、振るつもりだったのなら何故いきなり開けたのか!!
はなはだ疑問に思うのだが
そんな正当な理屈は一切通用しないのである


たとえ、開けたまま振ったとしても
一回振る時点で気づきそうな物だが

二回半振った事にも驚いた・・
内容液が自らに大量に降りかかってやっと気づき止まったのだが
何故気づかない?!


そして、私が動くのをただ動かずに待つのみ・・





















































姫!

爺の・・・爺の存在って・・・!!!( ゚Д゚)











































































































ありえな〜い、と言えば今はこの人